- 小山建築工務株式会社
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「そよ風」次世代ソーラーシステム
太陽熱を利用した、パッシブソーラー
太陽エネルギーの利用方法には、 太陽電池を使って光エネルギーを直接電気に変換して利用する方法と、太陽熱温水器やソーラーシステム(集熱器と貯湯槽が完全に分離されたもの)を使って太陽光がもたらす熱を利用する方法があります。また、熱を利用する方法の中でも、特別な装置で太陽熱を濃縮したり電力に変換したりするものをアクティブソーラー。一方、太陽熱を出来る限り機械的な動力に頼らずに取り込むものをパッシブソーラーと呼んでいます。
各部屋にエアコンを付けるなんてもったいない!
いまそこにある太陽(核融合)エネルギーを使わないなんてもったいない!
そのような考えのもと、弊社では、お客様にパッシブソーラーの設置を薦めています。
自然に逆らわず、出来る限り機械的な動力に頼らずとも、「涼風取入れ」「暖房」「室内空気循環」と暮らしを豊かにすることができるパッシブソーラー。まさに、今後ますます求められる循環型社会にふさわしいと思いませんか?
“太陽”それは、一番身近なエネルギー
光と熱の源―太陽
私たちすべてにふりそそぐ光と熱の源、「太陽」。重力によって強く圧縮された中心部は高温・高密度で、4個の水素原子核が1個のヘリウム原子核に変わる「核融合」がおきています。
核融合
核と聞いただけで拒絶反応を示す人もいるかもしれません。しかし、太陽が「核融合」をして輝いているおかげで、わたしたちは地球という星で生きることができるのです。
未来のエネルギー、核融合
新しいエネルギーとして21世紀半ばの実用化を目標に、この「核融合」の開発が世界的に進められています。最近ナトリウム漏れを起して皮肉な形で有名になってしまった「高速増殖炉」と「核融合炉」を混同している方も時々いらっしゃるのですが、これらはまったく別のものです。
太陽はもちろん、宇宙に輝くすべての天体は、水素、ヘリウムなどの核融合エネルギーで輝いています。核融合炉は、現在の原子炉のような高レベル核廃棄物を出さない人類究極のエネルギー源。核融合炉ができれば、核拡散問題からも、使用済み核燃料からの高レベル放射性廃棄物からも開放されるでしょう。但し実用化にはまだまだ時間がかかります。
いちばん身近なエネルギー、核融合
もうお気づきの方もいると思います。「核融合炉」の開発に時間がかかるのであれば、いま、そこにある核融合を上手に使わない手はない。私たちにとって、光と熱の源である「太陽の核融合」、いちばん身近なエネルギーを!
「立地条件が合うのであれば、パッシブソーラーを」
日中太陽がほとんど当たらないといった場合をのぞき、弊社では、お客様にパッシブソーラーの設置を薦めています。理由は簡単、それがいちばん「合理的」であるから。いまそこにある太陽(核融合)エネルギーを使わないのは何より「もったいない」ですよね。もちろん、クリーンエネルギーであることも理由のひとつに上がります。太陽、核融合、パッシブソーラー。無理なく自然に。すでに46億年輝き続けている私たちの源に、畏敬の念を感じながら生活してみませんか?
※パッシブソーラーシステム
太陽熱を出来る限り機械的な動力に頼らずに取り込むシステム。お天気の悪い日には使い勝手の難しい面もありますが、自然に逆らわずに共生していくかたちが、とても魅力的なシステムです。