- 小山建築工務株式会社
- 小山建築工務のこだわり
こだわり その1
日本の風土や、自然とともに暮らしたい。
家に土地を合わせるのではなく、土地に合わせた家づくり。
常に心掛けるのは、「地域の風景にとけ込む家」です。
百聞は一見にしかず。弊社施工「地域の風景にとけ込む家」の一例をどうぞご覧ください。
こだわり その2
隣人のことを本当に配慮した家
家に土地を合わせるのではなく、土地に合わせた家づくり。
これは、弊社施工例の写真をご覧いただけばどのようなことかお分かりいただけけると思います。地域の風景にとけ込んだ家は、視覚的にパッと見て分かりますよね。
しかし、「隣人」のことを本当に配慮した家というのは、写真を見ただけではなかなか分からないものです。また、これから家を建てようとする施主様も、具体的にどのようなことを注意すれば良いか見当がつかないかもしれません。
そこで、弊社で設計・施工したO邸を例に上げ、実際にどのように隣人を配慮したか、O邸への提案コンセプトの一部をご紹介します。
外に向けたデザイン
O邸の庭は家の設計図とともに考えられました。それは、O邸が隣家に近いために起こるトラブルを未然に防ぐためのものです。
プライバシーを守るために正木の生垣で道路からの視線を遮り、中庭のデッキ前には主木として桜が植えられました。駐車スペースには枕木と高麗芝が敷かれ、周辺の環境にも気を配りサツキで目隠しをしました。
庭だけでなく、建物にも外に向けたデザインが施されています。お隣の日照を守るため一部を平屋にしたり、隣り合った窓越しに目線が合わないように通常よりも高い配置で窓を取り付けるといったものです。長く住み続ける家ですから、住まい手だけでなくご近所の方にも喜んでいただける家がいいですね。
こだわり その3
国産材活用の時代
戦後、日本中の山に植林された杉。焦土と化した日本に住宅を建設するためでした。しかし、伐採期を迎えた頃、状況は一変します。外材や新建材に圧され売れなくなってしまったのです。
製品にばらつきがあったり山から切り出すのにコストがかかるなど、安定供給が難しいことがネックになっていました。杉は間伐されることなく、山は荒れるにまかせました。その結果、豪雨のたびに山が崩れ、家屋や財産、人の命まで奪ってしまったのです。
山を守るには手入れが必要。日本の林業復活が急務です。国もこの問題に対しようやく重い腰を上げました。国内産木材の安定供給を図る林野庁の政策「新生産システム」で、大規模な生産・流通・加工体制を構築していこうと動き始めました。
日本は世界でも有数の森林国。国内産材木を使うということは日本の森を守るということ。それはCO2削減にもつながり、地球環境を保全することにもつながるのです。
弊社では、日本の林業復活、森林保護、地球環境保全といった理念の下、お客様に良質の国産材をご提供させていただいております。
こだわり その4
昇り梁(のぼりばり)でゆったり大空間
いま現在も、多くの住宅が右のような「小屋組み」で屋根を造っています。ほとんどの場合、小屋梁から屋根裏として隠れてしまうので、あまり注意したことがないかもしれません。この空間は、太陽の光を直に浴びた屋根と、下にある部屋の緩衝も担っています。しかしこの空間を、ロフトや2階として使えたらいいな、使わないなんてもったいないな、と思いませんか?
弊社では、「昇り梁」で屋根を組むことによって、施主様に心地よい大空間を提供させていただいております。
昇り梁で屋根を組むには、まず、ほとんど狂いのない「乾燥材」を使用するのが大前提です。そしてもちろん、大きな三角形をつくることができる、三角関数を熟知した(知識と経験を兼ね備えた)大工の腕が必要なことはいうまでもありません。構造的な不安はこれで解消されます。
弊社施工の「昇り梁」で屋根を組んだ住宅一例です。
屋根裏が無くなる不安は、断熱性能の高い屋根、及びパッシブソーラーにより屋根にたまった熱気を吐き出すことによって解消できます。ゆったり大空間の広がる住宅では、利便性も増しますが、何よりも心が安らぎます。「昇り梁」の住宅で、大空間を満喫してみませんか?