スタッフブログ|千葉県・南房総の注文住宅や工務店のリフォームは小山建築工務株式会社にお任せください

  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ

新着情報

ウッドデッキのお手入れ

2017.06.09

関東地方もついに梅雨入りしましたね。

雨に濡れて眩しく輝く山の新緑を見るのが好きな事務担当 小山です。

 

さて、先日、長年お付き合いいただいているお客様のところにお邪魔させていただきました。

平成15年にご自宅を新築されて以来、大切にお使いいただいていたウッドデッキ。

敷地いっぱいに広がるウッドデッキはお庭でもあり、お部屋の延長でもありましたが、

天然木ウッドデッキの宿命「腐朽」には抗うことができず、この度、新設することになりました。

☆☆☆Before☆☆☆

敷地いっぱいに広がる南側のデッキ

敷地いっぱいに広がる南側のデッキ

南側からL字に伸びる東側のデッキ

南側からL字に伸びる東側のデッキ

南側デッキの下には砂利を敷いていました

南側デッキの下には砂利を敷いていました

 

★★★After★★★

デッキ下の水はけを良くするため、砂利からコンクリートに デッキの面積も狭めたことで庭ができ、さらに風通しがよくなりました

デッキ下の水はけを良くするためコンクリートに。デッキの面積が狭くなった分、庭ができ、さらに風通しがよくなりました

デッキ西側は今まで通り解放して出入りができるように

デッキ西側は今まで通り出入りができるように

東側に伸びるデッキも新しく生まれ変わりました

東側のデッキも新しく生まれ変わりました

 

新しくなったウッドデッキを前に、

「早くバーベキューでもしたいねぇ」と嬉しそうに話してくださったお客様の笑顔が印象的でした。

 

風雨にさらされるウッドデッキはどうしても腐朽してしまうもの。

そんなウッドデッキを長~く綺麗に使うためのお手入れ方法について勉強してみました。

**********************************************

ウッドデッキは屋外にあることからお手入れを忘れがち・・・。

放っておくと木の劣化が進みますので定期的なお手入れが必要です。

ウッドデッキを大きく分類すると次の2種類になります。

①天然木ウッドデッキ

自然の木の風合いは、温もりがあり優しい雰囲気で外観が自然に溶け込みますが、

定期的なお手入れが欠かせません。

②人工木(樹脂木)ウッドデッキ

木の粉に樹脂を混ぜることで耐久性を高めたタイプのウッドデッキです。

お手入れが少なくて済むため近年広がりをみせています。

 

さて、常に太陽や風雨にさらされている屋外に設置されたウッドデッキ。

木は水分を含むと体積が膨張し、乾燥すると縮みます。

この伸縮が木材の割れを引き起こして、そこに水分が溜まり、腐朽していきます。

人工木(樹脂木)のウッドデッキでも、最低限のお手入れは必要です。

汚れに気付いたらすぐに掃除しましょう。

 

◆◇◆ウッドデッキの日頃のお手入れ◆◇◆

1.砂ぼこりはこまめに取ります。

板と板の間に詰まった砂ぼこりも先の細いものを使って取り除きましょう。

この砂ぼこり、放置しておくと木材の乾燥を進め、ひび割れの原因となります。

さらに、腐朽菌という木材を腐らせる菌が含まれているため、腐りの原因にもなります。

ウッドデッキにとって砂ぼこりは「大敵」なのです!

 

2.季節ごとにデッキブラシ等で軽くこすり、水を流します。

汚れがひどい場合は、中性洗剤で洗うとよいでしょう。

天然木のウッドデッキは強くこすりすぎて傷つけないよう気をつけてください。

年に2~3回、高圧洗浄機でしっかりと汚れを落としてあげるとよいでしょう。

圧力が強すぎると木材が傷み、腐朽に結びつくのでご注意を!

 

3.ジメジメした部分にコケのようなものが生えてきた時は、

デッキブラシでこすって落としましょう。

 

◆◇◆天然木ウッドデッキのお手入れ◆◇◆

木の品質を守るためには、木の表面への『木材保護塗装』が大切です。

木材保護塗装は、おおよそ1年~2年位の間隔で定期的に塗りなおすことが大切です。

常に保護塗料で木材の表面を守ることでウッドデッキの耐久性が向上し、

木材の腐食を大幅に遅らせることができます。

 

木材保護塗装には、通気性があり撥水効果もあるオイルステイン塗料がおすすめです。

 

ご注意!!   ペンキやニスはお避けください!

ペンキやニスは塗膜を作ってしまい、木の呼吸を妨げます。

木は呼吸作用があり、ウッドデッキになった状態でも呼吸を続けています。

木が呼吸できなくなると、かえってウッドデッキの寿命を短くしてしまうのです。

 

塗り替え時期は、その地域の気候などにより変動します。

ウッドデッキの表面をよ~く見て、

塗装面が部分的にはげ、木地が表面に出てきた時が再塗装の目安となります。

塗装作業は、雨が少なく、暖かい季節に行うことをおすすめします。

(梅雨のこの時期は避けた方が良さそうです・・・)

 

自分で塗装してみましょう♪

①表面の汚れをデッキブラシで水洗いし、十分に乾かします。

表面のざらつきや前回塗装した塗料などをサンドペーパーなどで磨いて取り除いてください。

 

②家に塗料がついて汚れないように、ビニールやマスキングテープなどで養生をしましょう。

衣服についた塗料は落とすことができませんので、

汚れてもよい服装で、軍手など手袋をして作業することをお忘れなく!

 

③塗料を十分混ぜ合わせましょう。

 

④1回目の塗装をします。

この段階で仕上げるという感じではなく、まんべんなく塗るようにしましょう。

一度塗ったところを繰り返し塗ると、ムラが出来たりするので注意が必要です。

塗り終わったら、自然に乾燥するのを待ちましょう。

 

⑤1回目の塗装から半日を目安に、2回目を塗ってください。

色が濃すぎると感じる場所があった場合は、

塗料が浸透する前に布などで拭きとって色合いを調節してください。

そしてまた乾燥するのを待ちましょう。

乾燥したら表面をチェック。

荒れている場合はサンドペーパーなどで磨いて完了です!

2017-05-25 14.04.11

◆◇◆ウッドデッキの使い方◆◇◆

1.植木鉢やプランターを置いてガーデニングを楽しむ方も多くいらっしゃいます。

同じ場所に長期間置いていると、水やりによる湿気で汚れがたまり、腐食の原因となります。

定期的に位置を移動したり、何かの台にのせたりして底面の通気を確保しましょう。

 

2.木材は天候の変化によって伸縮を繰り返し、ひびや反りなどが発生します。

反ってしまうと同時に、釘やネジが浮いたりしてケガの原因になり危険です。

見つけた場合はすぐに釘やネジの頭を金槌などで打っておきましょう。

また、ひび割れやささくれなどもケガの原因となりますので、サンドペーパーなどで削ってください。

**********************************************

ガーデニング、バーベキュー、日光浴、読書、夕涼み、星空観察・・・と魅力満載のウッドデッキ。

日常的、定期的なお手入れで、長~く活躍してくれます。

 

弊社では、ウッドデッキの塗装や補修工事も承っております。

自分で塗装をするのはちょっと大変・・・という時も、お気軽にご相談ください!

 

さて、「梅雨入りした」と聞いただけで気持ちがブルーになりがちですが、今週末はお天気も良さそうです。

御宿ではそろそろゲンジボタルが舞い始める季節です♪

紫陽花の花もあちこちで色付き始めて綺麗です♪

梅雨の季節を楽しんで、みなさま快適にお過ごしくださいませ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

page top
Copyright © 千葉県・南房総の注文住宅や工務店のリフォームは小山建築工務株式会社にお任せください All Rights Reserved.